QS
heyyyyy.
今日も野球です。w
音楽ネタはもうしばらく後になるかな…と。
ところで前回OPSについて話したんですが、
OPSは打率、ホームラン、打点などのように、
バッターの評価基準になる指標です。
今日はピッチャーの指標になる数字、
クオリティースタート(QS)をご紹介します。
先発ピッチャーの評価基準として最もポピュラーなものに
勝利数とか勝率があります。
先発投手に勝ちがつくには、
・5回以上を投げる
・降板、もしくは代打などで交代するまでリードを守るか、交代した回のうちにリードする
・降板後同点に追いつかれることなく試合が終了する
こういった条件が必要になります。
これ、よーく読んで理解していくと、
実は勝利数だけを見てその先発投手を評価しようとするのは、
とんでもない大間違いなんだってことがわかるんです。
極端な例えで説明すると、
例えばシーズンで25試合に先発した投手が2人いるとします。
A投手は25試合の先発で25勝0敗。
しかし投球内容はというと全試合5回まで、計125回を投げて
全試合で5点以上失点しています。
しかし味方打線が援護してくれたおかげで、全試合リードを保って降板。
その後を任された救援投手陣も踏ん張り追いつかれないまま試合終了。
勝ち星を積み上げることができました。
一方Bは0勝25敗。
しかし全試合で7回、計175回を投げ、全試合失点は1。
不運にも味方打線の援護に恵まれず、先発全試合が0-1での敗戦。
さぁ。これ、AとBで本当に良い投手はどちらなんでしょうか。
実際にはこんなことは起こりえませんが、
投球内容を見れば、実力があるのはBで間違いないはずです。
こういうことが勝利数だけを見ていてはわからないわけです。
そこでクオリティースタート(QS)の出番なんですね。
QSは先発投手が6回以上を投げて自責点3以内に抑えた試合の数を表します。
先発投手はなるべく長いイニングを投げて試合を作ることが求められます。
6回以上投げてくれて自責点3以内で抑えてくれたら
先発投手として充分な働きをしたと言えるだろうって指標ってわけです。
ちなみに6回まで自責点3だったけど
7回に1点とられて7回自責点4だった場合はQSにはなりません。
また、7回以上を自責点2以内に抑えるた場合は
ハイクオリティースタート(HQS)と言われたりします。
来シーズン以降、QSにも注目してみるとおもしろいと思います。
是非チェックしてみてください。
see ya.